投資初心者がやってはいけないこと

こんにちは。

今日は、「投資初心者がやってはいけないこと」についてお話しようかと思います。

 

自分も11年前は投資初心者でした。

その頃に自分自身が失敗したことというのは、今の投資方法に役立っています。

これからお話する内容が、投資の参考になればと思います。

 

投資の失敗


投資初心者がやってはいけないこと

その① 売買高が小さい株式の取引をしてしまう

売買がなければ、売りたくても売れない

とりあえず最初は、四季報を参考にして買う銘柄を探すということをするかと思います。

四季報で探した銘柄が利益や事業内容などで良かったので買ってみたとしましょう。

ところが、売買が全然されていない銘柄で、売りたくてもなかなか売れないということがあります。

 

売買高をチェック

売りたくても売れないというのは致命的で、売るために値段を下げて売らざるを得ず、最悪損失を出すという恐れもあります。

そのため、株を買う際には、以下のことを確認した方が良いと思います。

  • 売買高は大きいのか
  • 少なくとも10万株の売買高はあるのか

売買高が10万株もあれば、取引はそれなりにされているので、売りやすくはなります。

 

四季報で銘柄を探すのは良いこと

ただし、四季報で銘柄を探すのは良いことです。

そして、自分が探した銘柄の売買高が大きいのかをよくチェックして取引していただければと思います。

 


投資初心者がやってはいけないこと

その② Yahooや5chなどの掲示板、SNS、ブログなどの書き込みを信用してしまう

ネットの情報は怪しいものが多い

投資初心者は分からないことが多いので、ネットで色々と調べることがあるかと思います。

ネットで調べることは良いことですが、ネットの情報というのは怪しい情報が多いのは周知のとおりかと思います。

特に、Yahooや5chなどの掲示板、SNS、ブログの書き込みは怪しいものが多いです。

よくある怪しい書き込みなどが、以下のとおりです。

  • 買い煽り
  • 真偽不明の情報
  • 根拠不明の情報

 

重要な情報は会社から開示される

例えばYahooの掲示板ですが、その会社がどのような事業をしているのか知らない人の書き込みもあったりします。一体どういう根拠で書き込みしてるんだというのは多いですね。

そのため、掲示板、SNS、ブログの書き込みは笑い飛ばすくらいにした方が良いでしょう。

ちなみに、重要な情報というのは、会社の方から適時に開示されていますので、そちらを参考にしてください。

 

以上のことから、Yahooや5chなどの掲示板、SNS、ブログの書き込みを参考にして株式の売買はしないようにしましょう。

 

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投資初心者がやってはいけないこと

その③ 他人の成功体験談を鵜吞みにする

「その② Yahooや5chなどの掲示板、SNS、ブログなどの書き込みを信用してしまう」と関連しますが、他人の成功体験談を鵜呑みにしてしまうのも、やってはいけないことです。

 

投資環境は日々変わる

成功談にも確かに参考にすべきものはあるのですが、日々変わる投資環境で同じような状況が起こるかは分かりません。

株式市場は初心者もいれば大谷翔平のようなモンスターもいます。

大谷翔平のようなモンスターを相手にするわけですから、初心者は到底勝てるわけがありません。

また、そのような環境下で例え上手くいっても、基本的には偶然にすぎません。

昨日上手くいったことが、明日は上手くいく保証は何もないのです(ちなみに、投資で長く生き残るコツは、失敗したときに如何にして損失を小さくできるか)。

そのため、成功体験は参考にしない方が良いのではと思います。

特に、

「こういう銘柄を買ったら大きく上がって儲かった」

「このサインが出たら、この銘柄を買え」

といった、言い方が厳しいですが「投資詐欺の誘い文句」のようなものは、絶対に参考にしてはダメです。

 

参考にすべきは他人の失敗談

大半の投資家が負けているという現実がある中で、むしろ参考にすべきは、他人の失敗談です。

失敗談は、投資でやってはいけないことが豊富に含まれた宝箱のようなものです。

失敗談をよく読んで、以下のことを知る必要があると思います。これは、投資歴が長くても同じですね。

  • 投資にはどのようなリスクがあるのか
  • 失敗の原因は何か
  • 失敗による損失が拡大してしまった原因は何か
  • 失敗したときに、どのようにしてリカバリーしたのか

 

「リスク」と「失敗による損失」を最小限に抑えるのが、投資で生き残るためには必要な要素の一つです。

ですので、失敗談を是非とも参考にして、「リスク」と「失敗による損失」を抑えていただければと思います。

 


投資初心者がやってはいけないこと

その④ 取引経験がまだ少ないのに信用取引をする

信用取引とは

信用取引とは、「資金や株式を担保にして証券会社から資金を借りて取引を行う株式取引」です。

要は、自己資金以上(自己資金の約3倍)に株式取引を行うことができるのが、信用取引です。

 

信用取引のメリット・デメリット

信用取引は自己資金が30万円あれば取引を開始することができます。

そして自己資金の約3倍の取引ができます。

そのため、少ない資金で大きな取引ができるのが、信用取引のメリットです。

逆に言えば、自己資金以上の取引ができてしまうので、自己資金以上の損失を被る可能性があるというデメリットもあります。

 

信用取引は投資経験を積んでから

株式市場は、初心者もいれば大谷翔平のようなモンスターもいます。

そういう中で、自分もそうでしたが、初心者がいきなり結果を出すのは難しいです。

 

そのため、取引経験が少なく、知識も経験も浅い投資初心者は信用取引はしない方が賢明ではないでしょうか。

失敗談でも「信用取引による失敗」というのが多いですね。

ちなみに、私も投資初心者の頃は信用取引で失敗しました・・・(その話は別の機会にでも)

 

以上のことから、取引に慣れてきて自分の投資スタイルを構築してからでも、信用取引を開始するのは遅くないでしょう。

 


まとめ

最後に、投資初心者がやってはいけないことをまとめると、以下のとおりになります。

投資初心者がやってはいけないこと

その① 売買高が小さい株式の取引をしてしまう

その② Yahooや5chなどの掲示板、SNS、ブログなどの書き込みを信用してしまう

その③ 他人の成功体験談を鵜吞みにする

その④ 取引経験がまだ少ないのに信用取引をする

 

そして、逆に投資初心者がやるべきことは、以下のとおりになります。

投資初心者がやるべきこと

その① 売買高を確認する

その② Yahooや5chなどの掲示板、SNS、ブログなどの書き込みは参考にしない

その③ 他人の失敗談を参考にする

その④ 信用取引は取引経験を積んでから始める

 

投資初心者のうちは、上記のことについて少なくとも気を付けていただければと思います。

少しでも今後の投資の参考になれば幸いです。

 

今日はこのあたりで。今日もご覧いただき、ありがとうございました。

 

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